春風駘蕩
「今度はキミたちが鬼だからね」
でんぐり返ってコトラはピューッと走り去る。
しばらくしてまたスゴい勢いで戻ってきて、
息を切らしながらこう言ったんだ。
「聞こえた?鬼は追いかけるんだよ」
オニハオイカケル
それは久しぶりの言葉で直ぐには理解できなかった。
…どっこいしょ
とりあえず、歩いてみる?
鬼ごっこは今度にして
いまは一緒にお散歩しようか。
2021.11.03(水)
1637年(寛永14年)の島原の乱では一揆軍の猛攻に耐えた堅固な城です。
本丸東南隅より。中央が天守、手前が「巽櫓」、右端に「丑寅櫓」
1964年(昭和39年)に復元(復興)された五層の天守
大きいです。
最上階の様子。
規模が大きいので最上階も広いです。
天守から見る西・雲仙方面
手前は1960年(昭和35年)に外観復元された「西櫓」
天守から見る北・二の丸方面
写真中央が二の丸跡に建つ、「島原文化会館」
右手の海は有明海です。
天守から降りて、本丸まわりを見てみます。
本丸西南隅の様子。
屋根が見えているのは「西櫓」
左手は現在の出入口、もともとここに出入口はありませんでした。
ぐるっと回って、本丸東南隅(最初の写真)
「巽櫓」は1972年(昭和47年)外観復元
もう少し回って「丑寅櫓」
1980年(昭和55年)に外観復元。
もう少し進んで二の丸
左が本丸、右が二の丸。
二の丸から本丸に渡る「廊下橋」があり、本丸への唯一の入り口でした。
二の丸から見る、本丸入り口。
現在のような階段は無く、この右側に廊下橋が架かっていたようです。
ここを進んで本丸に戻りましたが、急いでいたので写真を失念しました。
本丸の正面玄関だったのに・・・
最後に本丸を出て大手門跡
一部ですが石垣が残っています。
松倉重政さんにより、1624年(寛永元年)に完成した島原城、4万石の城とは思えない立派なお城でした。
島原城、ミッションコンプリートです。
2021.11.02(火)
祝ヒルトン長崎 開業!
今回の遠征の目的の一つは、昨日(2021.11.01)オープンしたヒルトン長崎さんに泊まること。
場所はJR長崎駅西口正面です。
左側に続く施設は、同時オープンとなった「出島メッセ長崎」(常設展示場複合型MICE施設)
右側の建物は駐車場
予約時点の公式HPでは、たしか「近隣の公共駐車場のご利用をお願いいたします」とだけ記載されていて不安でしたが、玖島城でホテルに電話すると「ホテル横の駐車場をお使いいただけます」とのことでひと安心。
専用駐車場ではありませんが「ヒルトン長崎優先」エリアが用意されています。
宿泊の場合のみ提携料金があり、1泊2000円です。
さあ、いよいよヒルトン長崎さんへ
お祝いの花であふれる1階のエントランス
印象的な木の階段
フロントは2階ですが、館内の写真は撮っていませんでした。
部屋に入ります
室内はこんな感じで、ここに連泊します。
どこもかしこも新品できれいなので、汚したり傷つけたりしないか気を使ってしまいます。
鏡がシンクの正面にないのは、ちょっと不思議な感じ。
お風呂も広いです。
部屋の奥から見た室内
水回りは引き戸で個室化できます。
テーブルと椅子は部屋飲みにグッド!
部屋からの景色
トンネルからつながる線路は来年開業予定の西九州新幹線のものと思われます。
駐車場の奥に見えるのは「長崎警察署」、後ろ(写真左)の建物は「NBC長崎放送」
長崎駅西口前の一帯は、長崎警察署、NBC長崎放送、ヒルトン長崎、出島メッセ長崎だけで一般のお店はなく、一番近いお店は長崎駅のコンビニです。
11階エグゼクティブラウンジのカクテルタイム(17:00~19:00)に行って見ましたが、とっても混んでいるようでウェイティングリストに登録して部屋で連絡待ち・・・
19時過ぎに連絡があり行って見ましたが、カクテルタイム終了後なので食べ物も終了、ワインをちょびっとだけ飲んで「ラウンジを見た」ということで早々に撤収、夕飯を探しに出かけます。
ホテル内の日本料理屋さんをのぞいてみましたが、予約でいっぱい!
で、外に出て見つけたのが、駅東口のJR長崎駅ビル・アミュプラザ長崎にある「広東・台湾料理 皇上皇」さん
でもオーダーストップが20:15であまり時間がありません。
急ぎ注文したのが、「長崎ちゃんぽん」(990円?)
「蝦土司(4コ)」(1012円)※エビミンチのパン包み揚げ
以上、ご馳走さまでした。
ここにはユナイテッドシネマ長崎が入っていて、観ていきたかったのですが明日に備えてホテルに戻ります。
戻って21時過ぎ、フィットネスジム併設のお風呂(温浴施設)があるというので行って見ましたが・・・
ここでもウェイティングリスト入りでまたまた部屋で待機。
「終了時間を22時から24時に延長します」と連絡をいただくも、まだまだ待ち。
結局いつになるかわからないので、キャンセルの連絡を入れて部屋のお風呂に入りました。(部屋のお風呂も広くて快適でした)
※今日は開業2日目で祝前日、たくさんのゲストが一気に押しかけてきたと思われ、キャパオーバーとなっているようです。明日は少し落ち着くでしょうか。
明日は島原半島に向かいます。(コジカ)
「孤独のグルメ」シーズン7第12話八丁堀編ではエビトーストと言っていた「ハトシ」
他のお店でも頼んでみましたがこのお店が一番「孤独のグルメ」らしかった気がします。
番組を観たときから食べたかったんだけど長崎で出会うとは!
ヒルトン長崎はオープン直後が文化の日だったせいかゲストは多いしスタッフは不馴れだしで大変な騒ぎになってました。きっとスタッフはドッと疲れが出たのでは?
お疲れさま、はハトシでビール!ですよね~
いいな~長崎 (ヒツジ)
2021.11.02(火)
長崎へ!
久しぶりに飛行機に乗り、長崎へ向かいます。
フライトは羽田9:35発 ANA2433
機材はB737-800
ソラシドエアとの共同運航便です。
機内の様子
ソラシドエアは初めてです。
江戸城が見えました。
鮮明ではありませんが手前の丸い屋根が「日本武道館」で北の丸
左奥が本丸、その右が西の丸(皇居)です。
定刻に長崎空港へ到着
ここは1975年に誕生した世界初の海上空港なんだそうです。
タイムズカー長崎空港店さんに迎えに来てもらいレンタカーを借ります。
今回のお供はハイブリッド車の「AQUA」でした。
ここですでに12時半。
高速に乗ってまっすぐ長崎市内に向かうとお昼がびみょうなタイミングになるので、空港近くの大村市でランチを探します。
まず「じげもん屋」さんに行って見ましたが、ランチはやっていませんでした。
で、次の候補「てん新」さんへ
長崎空港から「てん新」さんまで車で10分(4.4km)の距離です。
まずは大村市の郷土料理「大村寿司」を2つ(@165円)
続いて「瓦そば」(1200円)
山口の郷土料理と聞いていた瓦そば、長崎でもいただけました。
さらに「海鮮丼B」(2695円)
これはたのみすぎでした。
お腹いっぱいです。
「玖島城」へ!
今回最初のお城、「玖島城」へ向かいます。
長崎空港から「玖島城」まで車で約15分(6km弱)ですが、「てん新」さんからは車で5分(1.5km)です。
玖島城内にある「梅ヶ枝荘」さん
-梅ヶ枝荘の歴史-
江戸時代、大村藩の台所番として仕えていた先代が、明治27年、玖島城内に創業しました。
今では花の名所として知られる玖島城跡・大村公園の大村神社境内に店を構えております。(2021.12.17梅ヶ枝荘HPより)
注文してから焼いてくれる「梅ヶ枝焼」(130円)
アツアツでおいしい!
絶品です。(割って中のあんこも撮ればよかった)
大村寿司も食べれるし、事前に予約すれば昼会席弁当(2500円~)もお願いできるみたい。
次回は梅ヶ枝荘さんでお昼にしたいです。
玖島城も梅が枝焼もコンプリートです。
時刻はもう15時、今晩の宿「ヒルトン長崎」に向かいます。(コジカ)
長崎では車移動、しかもお昼近くに長崎空港着だったので「ランチは高速入り口がある大村で」とダンナが言ってたんです。でも名物大村寿司という他は調べてもよくわかんない😵🌀
でも大村、そして大村氏は旅のはじまりにふさわしく、私にはここから長崎の歴史がするすると紐解かれていきました。
大村寿司のはじまりに出てくる大村の殿様は10代目の純伊さん。
玖島城を作ったのは13代目の喜前さん。
そしてそのお父上の12代目が長崎に港を作ったキリシタン大名の純忠さん。
ほんと長崎の旅が大村からはじまるのは大正解❗
ここに高速道路の入口を作っくれた人、ありがとー♥️ (ヒツジ)
2021.11.02(火)
日本100名城<番外篇>第三回
二の郭の高石垣と再建された「板敷櫓」
この城は初代藩主大村喜前(よしあき)が築き、明治維新まで270年あまり、大村藩の政治の中心でした。
勾配が美しい「板敷櫓台」
板敷櫓は1992年(平成4年)に再建されました。
「大手門」から入ります。
ここには渡櫓が架けられていたようです。
大手門を入って右手に「穴門」
大手門を入って左手、二の郭へ上がっていきます。
左手は「大村寿し」、「梅が枝焼」をいただける「梅ヶ枝荘」
「梅ヶ枝荘」を後にして本丸へ
本丸の高石垣
「台所門」から本丸に上がります。
本丸跡に建つ、「大村神社」
案内版の本丸見取り図
もとから天守はありませんでした。
本丸は「台所門」、「搦手門」、「虎口門」の三つの門で守られていました。
「虎口門」が正式な入り口でしょうか。
「搦手門」を外側から
「虎口門」から本丸を出ます。
「虎口門」を出て振り返り
二の郭の板敷櫓へ
再建された「板敷櫓」を内側から見る。
コロナで内部の見学は出来ませんでした。
木造なのかコンクリートなのか、情報が見つからずわかりませんでした。
この船蔵は、玖島城に付属した施設で、四代藩主大村純長が元禄年間(1688~1703年頃)に築造したものです。
ここには、殿様が使用した御座船をはじめ藩の船が格納されました。
(案内版より)
以上、玖島城ミッションコンプリートです。
来て本当に良かったです。(コジカ)
2021.10.末
銀座「久兵衛」ホテルニューオータニ本館
夕飯をどうしようかと広い館内をぐるぐるしましたが、なかなかピンとくるお店がありません。
でもだんだんいろんな店の閉店時間が迫ってきて・・・・・
セブンにもちょうど良いお弁当も無くて・・・
で、最終的に奮発して「久兵衛」さんのお寿司にしました。
ここには久兵衛さんが2店あり、今回はザ・メインにある「ホテルニューオータニ本館」に行きました。
夜のにぎり「唐津」(@11000円)は量もちょうどよく、とても美味しかった。
ご馳走さまでした。
久兵衛さんで日本酒も飲んでしまったので部屋で賀茂鶴の出番はなく、部屋飲み無しで寝てしまいました。
「DAISY麹町店」
明けて朝食ですが、今回は素泊まりなので外に出て、昨日下見をした「DAISY麹町店」さんにやってきました。
クラムチャウダープレート 880円
デイジイプレート 935円 クロックムッシュ、パンプキンスープ
休日の朝、外でこんなモーニングがいただけるのはうれしいです。
ご馳走さまでした。
部屋に戻るともう11時。
チェックアウトの12時まであと少しです。
部屋から見るニューオータニの車寄せ、ロータリー。
駐車場は地下です。
ロータリーの外、左右に走る道は「紀尾井坂」、この道の左手は江戸城・喰違御門
ちなみにホテルニューオータニの敷地は、紀尾井町の「井」の彦根井伊家中屋敷跡。
この紀尾井坂の向こうの四谷迄続く敷地は、紀尾井町の「尾」の尾張徳川家中屋敷跡で今は上智大学になっています。
あっという間にチェックアウトになってしまいました。
「新江戸スタンダード」快適でした。
ニューオータニさんありがとうございました(コジカ)。
2021.10.末
パティスリーSATSUKIさん
噂の「スーパーモンブラン」
ここにはすごいモンブランがあるとのことで、荷物だけおいてザ・メインロビー階のパティスリーSATSUKIさんへ
ラッキーなことにまだ残っていました。
店頭で「店内で!」と注文して、喫茶(?)SATSUKIさんへ
モンブランをめがけてきましたが、ホットケーキも美味しそう!
クラッシックホットケーキ(1700円)
長崎県産の高級カステラの生地にも使用されている「太陽卵」や和三盆糖などのこだわり素材を使用したホットケーキ。ふっくらとした仕上がりの生地をメープルシロップとカラメルソースをブレンドした特製のソースとともにお愉しみください。
(ニューオータニHPより)
ホットケーキはいいですね。
ちょっと大きいけどこれは好きです。
そしてスーパーモンブラン、どーん!!(3630円)
■”一期一会”の味わいを
『スーパーモンブラン』の主役はなんといっても「マロンペースト」。”奇跡の栗”と称される「利平」や”栗の王様”と呼ばれる「銀寄」、希少品種「人丸」などの和栗の中からそのシーズンに一番の食べ頃を迎えたものをシェフパティシエが厳選。まさに一期一会の味わいを愉しむことができる逸品。生クリームの使用量を最小限に抑えることで、その時期一番の味を凝縮した”和栗”の濃厚な味わいを最大限引き出す一工夫が施されています。■和素材がぎっしり詰まった逸品
通常のモンブランの約3倍もの大きさの『スーパーモンブラン』の中には、マロンペーストを引き立てるこだわりの素材がぎっしりと詰まっています。しっとりとした「豆乳入りバスク生地」を土台に、和栗ペーストの味わいを引き立たせる「黒蜜あんこ」や「豆乳ホワイトガナッシュ」、さらに隠し味として青ヶ島産の「ひんぎゃの塩」を取り入れることで、”和スイーツ”らしく仕上がりました。■”和栗”を引き立てる新素材!
文化2年(1805年)創業の老舗和菓子店「船橋屋」が手掛けるくず餅由来の乳酸菌「くず餅乳酸菌®」入りのほのかな甘み広がる「豆乳黒蜜葛」や、モンブランの中央部分の熊本県産和栗の「甘露煮」を包む、低脂肪クリームを使用した抹茶の渋み広がる「抹茶クリーム」が新たに加わり、和栗本来の味わいが広がる逸品に進化しました。(ニューオータニHPより)
写真だとわかりづらいですが、大きいです。
ひとりで食べるのはおススメしません。
二人でもきびしい量で苦しかったです。(ホットケーキも食べてるし・・・)
食べ過ぎてしまったので散歩に出ました。
日本庭園を散策し(その1の最初の写真)、
明日の朝食候補の麹町のパン屋さんを下見し、
江戸城・赤坂御門(赤坂見附)まで来る頃には暗くなってしまい、せっかく来ましたが調査は日を改めて実施することにしました。
弁慶橋から見る「赤坂御門跡」
弁慶堀の突当り、高速のトンネル入り口の上が「赤坂御門」です。
今は「東京ガーデンテラス紀尾井町」となっています。
ニューオータニに戻り、もう一度日本庭園を散策
夜はこんな感じです。
「ストウハ」by ジョニー・ヘイワード
ニューオータニと言えば「人間の証明」のイメージが強いです。
麦わら帽子に見えた回転ラウンジの照明
戦艦大和の主砲塔を回転させた技術を導入して完成したというこの回転ラウンジ、今は安全上の理由で止まっているそうです。
お腹もなんとかこなれてきました。
夕飯の検討に入ります。(コジカ)
ホテルニューオータニだからこそ
3500円超えだからこそ
ヒツジあえて言わせていただきます。
…割高感❗
栗の旨味や風味をもっと感じてホッコリしたかったのにネットリだった…
もうリピはしません。
ホットケーキは菅元首相のお気に入りがニューオータニのコレらしいんだけど、場所的に首相官邸からもとても近いんです。歩いても行けるんだけどセキュリティー上、さすがに歩いては行かないか。
「高い」とか「庶民感覚をわかってない」とかいうお話もあるようですが、激務の合間にちょっと近くの喫茶で息抜きくらいいいよねえ。
でも1人で完食はちょっとヘビーかもなあ (ヒツジ)