「八日目の蝉」

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コレ 観たのはひと月以上前で、うっかりしてたら丸ピカも「さや侍」になっちゃいました。

監督は「孤高のメス」の成島出さん。

孤高のメスもそうだったけど、「なにが正義?なにが正しい?」という描き方がうまい!

でも 社会に生きている以上、そのルールを踏み外したらアウト。
踏み外さなくてもアウトな人は たくさんいるんだけど、
踏み外してしまったら負けなんです。 
切ないけど そういうルールだから。

社会からはみだしてしまった希和子と その周りの人たち。

とくに 小池栄子さんがすごかった。
彼女、舞台で観てもすごいんです。パコの時もすごかったし。
なんとなく社会に適応できない感じが とてもよく出てました。

だけど さぁ~
どこまでが人生のピークで あとは余生
っていう考え方は ちょっと なんかなぁ。。。

蝉じゃないんだから、八日目からまたスタートすればいいぢゃん

と文句は言いましたが、映画としてはとてもいいです。
「告白」「悪人」が気に入った方は是非 (ヒツジ)


この作品、そろそろロードショウも終わりになってきましたが、

凄かったですね。

でも長回しが多いのか、全体としてチョット長すぎかな?

役者さんの熱演にカット出来なかったのかも・・・・・

長いし、話も重いしもう一回!には躊躇・・・・ですが、

もう一回じっくり見たいですね。


とにかく永作さんには泣かされました。

港での逮捕!は名シーンとして残ると思います。

(でも。あのパンがどうなったのか、何故か気になっちゃって・・・)


コジカには良くわからなかったこのタイトル「八日目の蝉」の意味・・・

皆、いっぺんに生まれる訳ではないので、八日目も生きていたって

別に一人じゃないし・・・・原作読んでみるかな(コジカ)