2019年のコジカアワード、洋画篇です。
2019年に劇場で鑑賞した映画について、個人的にいいなあと感じた作品、記憶に残った作品をピックアップしています。
2019年の劇場鑑賞作品数は、のべ188本。
その188本の内、洋画は111本でした。
そんな中から選んでみました。
第一位「アス (US)」
アイデアもストーリー展開もすごいです。
第二位「ホテル・ムンバイ (HOTEL MUMBAI)」
無差別テロの襲撃を受けたインドの5つ星ホテルで起きた実話の映画化作品。
2008年のこのテロ事件、良く知りませんでしたが映画で追体験しました。
ホラー映画なんかよりも恐ろしい実録ものです。
やはり一番恐ろしいのは「生きている人間」なんですね。
第三位
「ハッピー・デス・デイ (HAPPY DEATH DAY)」
「ハッピー・デス・デイ 2U (HAPPY DEATH DAY 2U)」
これは楽しい、笑撃のタイム・ループ・ホラー。
2本まとめて第三位です。
「オール・ユー・ニード・イズ・キル(EDGE OF TOMORROW)」の学園コメディ版といったところかな。
第四位「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD)」
タラちゃんことクエンティン・タランティーノ監督の超大作。
有名な“シャロン・テートさん殺人事件”(1969年)が背景となっているので、この事件を調べてから見るとより楽しめます。
タラちゃんの事件へのやさしさが感じられるこの作品、好きです。
(もともと長尺ですが、もっと長い171分のエクステンデッド・カット もあります)
第五位「THE GUILTY/ギルティ (DEN SKYLDIGE)」
緊急通報指令室という限定空間を舞台とした、デンマーク製クライム・サスペンス。
電話でのやりとりがすべて、というスリリングな展開、そして衝撃の結末。
これは必見、いや必聴の作品です。
第六位「ゴーストランドの惨劇(INCIDENT IN A GHOSTLAND)」
「鬼才パスカル・ロジェ監督が6年ぶりに放つ、映画史上最も不快なトラウマ映画」が宣伝文句のこの作品、よくできています。
恐いし、「そういうこと?!」という驚きの仕掛け。
東京から千葉市の「T・ジョイ蘇我」まで車を飛ばして観に行った甲斐がありました。
第七位「エリザベス∞エクスペリメント (ELIZABETH HARVEST)」
ヒューマントラストシネマ渋谷で開催された、「未体験ゾーンの映画たち2019」で上映された作品。
SF?バイオレンス・サスペンスといった感じでしょうか。
メジャー公開ではありませんが、ハラハラドキドキの秀作ホラーと思います。
第八位「盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~(ANDHADHUN)」
インド映画がおもしろい!
インド製のクライム・コメディ。
仕掛けもストーリー展開も素晴らしいサスペンスものです。
第九位「あなたの名前を呼べたなら (SIR)」
インドの社会情勢を背景としたシリアスドラマ。
階級格差が根強く残ると聞きますが、そんな中で静かに語られる良質のドラマでした。
第十位「クロール ―凶暴領域― (CRAWL)」
でました動物パニック、サバイバルスリラー。
今回は「ワニ」!
怖いです。
手に汗握っちゃいます。
楽しかったです。
とここまで。
その他
☆原作愛にあふれる
「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション (NICKY LARSON ET LE PARFUM DE CUPIDON)」
映画関連の出来事の記録として・・・
☆有楽町のドルビーシネマ
2019.10.4 ドルビーシネマ専用シアターとしてオープンした、東京・有楽町の丸の内ピカデリーの元3番シアター。
「黒」の表現におどろきました。
黒が本当に「黒」なんです。
ちょっと高いけどいい作品はここでみたいなと思いました。
☆有楽町スバル座閉館
2019.10.20をもって、歴史のある有楽町スバル座が閉館となりました。
ここは丸の内ピカデリーのすぐそば。
ときどきしか行けませんでしたが、昔ながらの雰囲気が残る劇場でした。
そして、いったい何年の録音かと思う、あの「場内アナウンス」をいつも楽しみにしていました。
長い間、お疲れさまでした。
ありがとうございました。
以上です。
今年もたくさんの良い作品に巡りあえますように!(コジカ)