「死刑台のエレベーター」

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オリジナルを観てないんですが・・・

50年前のフランス だから成立したお話なんじゃないのかな・・・

現代の日本とフランスの溝を埋めるために
ずいぶん努力した感じはあるんです

舞台を異国情緒あふれる横浜にする とか
エレベーターの中に閉じ込められるために(!)古~いビルにするとか

でも ね
「週末は全館5時半で主電源オフ!」
って いくら会長の方針だからって 自社ビルだからって
むちゃくちゃですがな

で 阿部ちゃん演じる時藤さん
会長を殺すことには成功するのですが
殺しの小道具を現場に 忘れてる・・・
しかも 外からすんごく目立つ場所にあるぅ

それだけだってマヌケなのに
回収から帰るときに止まるのがわかってるエレベーターに乗るかな

しかも ケータイも 車もって 落ち度ありすぎですよ~
(そんな彼に完全犯罪を期待する恋人も どうかしてます)

で 一晩無駄にバタバタします。 恋人は一晩無駄にウロウロ。


あと人間関係が 唐突です
パンフを見て初めて「あの人とこの人恋人なんだって~」
「あの人とこの人 元付き合ってたっていつから知ってた?」
って感じで 感情の流れもなんか突然な感じで うそっぽ~い

リメイクってせいか なんだか「七瀬ふたたび」と似た匂いがするぞ
と思ったら 企画・製作が同じ事務所 でした。
低予算で成功するためには やっぱり脚本がしっかりしてないと!
こんなに穴があっちゃ いくら役者が頑張っても埋まらないぞーっ (ヒツジ)


吉瀬さんも阿部ちゃんも結構いい感じというか、頑張っていたと思います。

オリジナルは観ていませんが、ほとんど同じに作ったみたいなので

(相当ムリはありますが・・・)

オリジナルの二人の演技、雰囲気に合わせる様に言われたのでは?

自由がきかない中、個性を出そうとしたんだろうなぁ・・・・


せめてラストは・・・・変更希望です。

(なんかよくわかんないけど二人ともラッキー・・みたいなオチでもいいのに)


※ラストの「写真」あれ気に入りました。
 すごくいい感じ!(あげればいいのに・・・)
 まあ、オリジナルは観なくていいかなぁ?  (コジカ)