要害山城 続日本100名城スタンプラリー第五十三回

2023.01.08(日)

今回は山梨県甲府市上積翠寺町の「要害山城(ようがいさんじょう)」です。

 

要害山頂上主郭に建つ武田信玄公誕生の地」の碑

国指定史跡 要害山(平成3年3月30日指定)
要害城は、永正17年(1520)に武田信虎が築いた山城です。居館と政庁を兼ねた武田氏館(つつじガ崎館)に対し、緊急時に立てこもる話の城としての役割を担っていました。信虎・信玄・勝頼と三代にわたって使用され、武田氏滅亡後も修築・再整備されましたが、慶長5年(1600)に廃城となりました。

(パンフレットより抜粋)

 

続100名城スタンプは甲府市藤村(ふじむら)記念館」でGETしました。

ここは甲府駅前です。

 

 

車で東京から中央自動車道甲府まで。甲府市藤村記念館で続100名城スタンプをGETして、要害山城へ向かいます。

甲府駅前に復元された甲府城「山手御門」。今回は甲府城ではなく要害山城へ!

 

渋滞で要害山城に着きません!

甲府駅前から要害山城へ向かうには、武田神社「武田氏館跡(つつじガ崎館跡)」前を通ります。この道が一本道で大渋滞、武田神社が抜けられません。NP1は日暮れを告げてくるし、焦ります。

15時半過ぎに甲府駅前を出たのに、要害山駐車場に着いたのは16時半。

要害山駐車場

たった5キロの距離なのに・・・(時間に余裕をもって攻城されることをお勧めします)

 

もう日が暮れるので、ひつじさんには車で待ってってもらい、単独で攻城します。

30分くらいで頂上に着かないと帰って来れません。

ダッシュ!スタートは16時27分。

とにかく急いで登ります。

でも、5分も登らないうちに息が上がってしまいます。

動悸が激しくなり、しばし立止まり。やはり無理は禁物、倒れても誰も助けてくれません。

「土塁」とか「竪堀跡」と出てきますが、ゆっくり確認する余裕がありません。

とにかくゆっくりでも歩を進めないと・・・・

 

「門跡」

 

 

「曲輪」の説明板

 

「不動曲輪」まで来ました。ここで16時42分。

「不動曲輪」の名称は、江戸時代後期に建てられた武田不動尊に由来するものと考えられます。
                    甲府市教育委員会 甲府営林署

お不動様に遠くからご挨拶して、先を急ぎます。この先の脇道に「諏訪水(井戸)」と水神様がいらっしゃるそうです。

 

登ります

 

石垣が残る門の跡に来ました。

また「門跡」

 

 

ここを超えれば頂上の「主郭跡」です。

 

「主郭」到着! ここで16時49分、約22分で上がってきました。

ゼイゼイ言ってますが、頑張りました。

 

「主郭」一番奥まで行って、振り返り。

かなり広く土塁が残っています。

 

要害山山頂から見る富士山。

もう日が暮れていますが、なんとか富士山が撮れました。

 

急ぎ、下山します。

真っ暗になる前に下りないと遭難してしまいます。

間違えると大変、要害温泉に戻ります。

 

空はまだ日がありますが、麓に向かうと山の陰になって途端に暗くなります。

麓から17時の音楽が流れてきます。

相当暗く、足元が怪しくなってきました。(カメラでは肉眼より明るく写ります)

さらに下るともっと暗く・・・

この先は撮ってもほぼ暗闇です。

来た道を外れないように、足を踏み外さないように慎重に進みます。

 

17時15分、なんとか戻って来れました。要害山城近景(ここからだと低く感じますが、奥に向かって高くなります)

遭難しないでよかった!無茶せずに、潔くあきらめることも必要ですね。(もっと計画的に早く来ればいいのですが・・)

 

真っ暗な中、山を下ります。

街の灯はたぶん甲府市街。(NP1に依頼してスマホに送ってもらった写真。画質はもう一つ)

 

中央自動車に乗り、談合坂SA(上り)で夕食にします。

 

富士湧水ポークフェア 幻の豚
「富士湧水ポークのゆるり庵流 豚テキ膳」1780円

 

甲州信玄どり 三種丼」1200円

ごちそうさまでした。

時刻は20時半、東京に帰ります。

 

で、要害山城、ミッションコンプリートです。(コジカ)