ボーはおそれている(BEAU IS AFRAID)

2024.02.23(金)

「ボーはおそれている(BEAU IS AFRAID)」

を東京・渋谷の「ヒューマントラストシネマ渋谷」で観てきました。

A24制作で、「ヘレディタリー/継承」「ミッドサマー」のアリ・アスター監督となれば、気分良く映画館を出られる訳がありません。

更に上映時間3時間の「長」大作。

 

自分には長くて辛い作品でした。ホアキン・フェニックスさんの演技は圧巻でしたが、どこまでが現実でどこからが妄想の世界なのか、なんだかよくわからず監督さんのやりたい放題!という感じ。結局、全編が精神を病んでいる主人公の頭の中を具現化しただけなのかもしれません。

 

これはデヴィッド・リンチ監督の「インランド・エンパイア(INLAND EMPIRE)」(2006)と兄弟のような作品ではないかと、見ている間ずっと思っていました。

こちらも3時間で自分にはとてつもなく辛い作品でした。「マルホランド・ドライブ(MULHOLLAND DRIVE)」(2001)が面白かったので、ついうっかり映画館に行ってしまってひどい目に遭った記憶が甦りました。

 

うーん、やっぱりA24の作品は恐ろしい(コジカ)