ゾンビ-日本初公開復元版- 1978、2019
ZOMBIE: DAWN OF THE DEAD

コジカの深層心理に潜む恐怖映画
ゾンビの1978年日本公開バージョンが戻ってくるということで、早速映画館に行ってきました。
場所は、ヒューマントラストシネマ渋谷のシアター1。この東京テアトル系のシアターでは、「未体験ゾーンの映画たち」など普通のシネコンではかからない作品が楽しめます。
この作品、子供のときに映画館で見てひそかに衝撃を受けました。
自分の人格の30%は、ゾンビからつくられているように思います。
日本公開版は、冒頭になぜゾンビが生まれたのかという説明を作って入れてみたり、残酷シーンは静止画やモノクロにしたりしています。
(音が耳障りというか、騒がしく感じてしまうのは、昔の作品だからでしょうか)
あらためて見てみると、思っていたよりヒューマンドラマとなっていて、人間ってなに?と考えさせる内容です。
ゾンビ映画の基本となるこの作品、やっぱり良いです。
今でも、大きなスーパーマーケットに行くと自分がゾンビになったような気がしたり、エレベーターの扉が開くときには、無意識に緊張してしまいます。(コジカ)