市ヶ谷御門 江戸城めぐり No.005

2021.11.13(土)

「市ヶ谷御門跡」(東京都千代田区九段北4丁目)

JR市ヶ谷駅前交差点、かつて市ヶ谷御門桝形があった場所より城外を望む

 

近くの案内版に明治期の古写真がありました。

渡櫓は既に失われているようです。この門では高麗門と渡櫓門が平行の向きとなっていました。

 

市ヶ谷門跡の案内版

市ヶ谷門は、1636年(寛永13年)に美作津山藩(現在の岡山県)藩主森長継によって築造されました。

1871年明治4年)に市ヶ谷門は桝形石垣と橋を残して撤去され、のち桝形石垣も撤去されました。

(案内版より抜粋)

 

 

牛込御門から市ヶ谷御門へ

kog12gnyan.hatenablog.com

 

時刻は14時、市ヶ谷御門へ向かう前にお昼にします。

JR飯田橋駅近のビルに「珉珉」さんを見つけました。

珉珉セット(炒飯&餃子) 800円

ごちそうさまでした。

 

牛込御門城外の「神楽坂」を散策

 

「善國寺(ぜんこくじ)」(神楽坂の毘沙門さま)

 

「石虎」

向かって左側の「吽形(うんぎょう)」

 

向かって右側の「阿形(あぎょう)」

 

外堀沿いに戻り、市ヶ谷御門方向を目指します。

この濠は牛込濠、JR飯田橋からJR市ヶ谷までひと駅の散策です。

 

「新見附橋」

ここは江戸時代には無かった橋

 

新見附橋から牛込濠を振り返り

牛込御門方向を見ます。

 

新見附橋から市ヶ谷御門方向を見ます。

この時刻は逆光です。

今は新見附濠となっていますが、かつては牛込濠でした。

 

新見附橋を渡って城内側へ

土手の上を歩きます。

 

市ヶ谷駅が見えてきました。

有名な釣り堀(市ヶ谷フィッシュセンター)も見えます。

 

案内版がありました。

ここに見える石は市ヶ谷御門橋台の石垣の一部とのこと

 

市ヶ谷御門跡を城外から

古写真に近いアングルです。

 

城外反対側より見る市ヶ谷御門跡

手前は市ヶ谷濠

 

「江戸歴史散歩コーナー」

地下鉄南北線市ヶ谷駅の構内にある展示です。

江戸城の石垣
雉子橋(千代田区九段南)から出土した石材を使って、江戸時代初期(17世紀初頭)の「打ち込みハギ」と呼ばれる石積みの技法を再現したものである。
(案内版より抜粋)

 

床に描かれた地図

 

市ヶ谷御門、ミッションコンプリートです。

次は地図に見える「四谷御門」に向かいます。(コジカ)

 

日比谷公園(東京都千代田区)に「烏帽子石」という市ヶ谷御門に使われていた石があるそうです。