2023.02.17(金)
オーベルジュ楓乃木の朝
温泉は女湯の方で!
朝6時、寒さを我慢してエイヤッ!と温泉へ
今回はひつこじ貸切なので、ご主人からは女湯の方を使ってくださいと言われています。なので温泉には交代で入ります。
とてもいいお湯ですが、露天風呂に入るため外に出るのは、寒くて勇気がいります。少し斜面を上がったところにもう一つ露天風呂があるのですが、そこは断念。次回にとっておきます。
明るくなって周りをみると巨石に囲まれています。
耶馬溪の巨石の隙間に宿が建っている感じ。
8時、朝食に向かいます。
まだ氷点下です。
朝は和食。もちろんゲストはひつこじオンリー
和食美味しかったです。
ごちそうさまでした。
食事を終えて9時。
さあ、出発の準備をしないと。
オーベルジュ楓乃木の玄関
巨石を回り込んで入る感じです。
10時チェックアウト。お世話になりました。次回はもっと早い時間にチェックインしてのんびりします。
「ひつこじさん!逆です!!」
チェックインの時に「なかつお得や券」という中津市内で使えるクーポンを4000円分いただいていました。(全国旅行支援クーポン6000円とは別に)
ここオーベルジュ楓乃木は中津市のはずれ、次の目的地「角牟礼城」に向かってしまうとすぐに中津市を出てしまいます。もったいないので「青の洞門」方向へ戻って、道の駅「耶馬トピア」でなにか探すことにします。
オーベルジュ楓乃木を出発してほどなくスマホが鳴り、ひつじさんが出ると「ひつこじさん!逆です!!」とご主人から!
ご主人とは「角牟礼城」に行く話はしましたが、クーポンを使うため寄り道をする話はしてませんでした。
角牟礼城は右手ですよと教えたのに、見送りして山の上から見てたら、いきなり左手に出て行ってしまった車を心配して連絡してくれたのです。(たぶん宿に戻って予約表を探して電話してくれたのかと)
ご主人と奥様の心遣いに感謝です。
是非、再訪したいと思います。
道の駅「耶馬トピア」
オーベルジュ楓乃木から耶馬トピア迄、約17㎞・20分弱です。
洞門を掘る和尚の木像
まだお腹は空いてないし、なにかお土産になるものはないかな・・・と見つけたのが蕎麦焼酎。二種類をセットにして東京まで送ったら、クーポンからちょっと足が出てしまいました。
で、「なかつお得や券」ミッションコンプリートです。(ひつじさんがお世話になっている方へのお土産となりました)
平田城へ
せっかく、ここまで戻ってきたので、行けないと思っていたお城に向かいます。耶馬トピアから約5㎞・約9分の距離です。
平田城から見る「立留りの景」
「立留りの景」
川向こうの岩山が「立留りの景」です。今から約250年前のある夜半、大きな音響とともに岩山が崩れ落ち、この景ができたといわれています。今は無くなりましたが、岩山と山国川の間に竹林があり、この竹は「尺八竹」として有名でした。尺八竹は3つの寺の梵鐘と川の瀬音、馬の蹄の音の聞こえる所に成長した竹でなければよい音は出ないと云われています。更にここの竹は、虎符の模様の入った珍しいもので、平田の西浄寺、戸原の円徳寺、岩屋の久福寺の三寺の梵鐘と山国川の瀬音、日田中津街道を通る馬の蹄の音が染み込み伸びた素晴らしい竹となり、江戸時代には将軍様に献上していたと言われています。元禄十四年、江戸城松の廊下で、浅野匠頭を後から抱き留め、赤穂の浪士から睨まれていた梶川輿惣兵衞が浪人となり、尋ね来てここの竹で尺八を作ったと言われています。 (平田城の案内板より)
馬渓橋
この橋、幅が狭く対向車があると待たないといけません。帰りによく見ると中津市指定有形文化財の「馬渓橋(ばけいばし)」でした。石橋アーチ橋としては全国で4番目の長さだそうです。
そんなこんなで平田城をコンプリートして12時。
急ぎ、「角牟礼城」に向かいます。(コジカ)
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