杵築城 日本100名城<番外篇>第二回

2020.02.17(月)

 

日本100名城<番外篇>第二回

 

今回は大分県杵築市杵築の「杵築(きつき)城」です。

 

台山上に建つ杵築城天守遠景

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南側の八坂川河口の対岸より。右手(東側)は守江湾。

(街灯等を編集で削除しています)

 

杵築城は八坂、高山両河口に岬状に突出する城山台地(台山)に築城されました。

この台山は、東に守江湾が拡がり、南の八坂川、北の高山川に囲まれた天然の要害となっています。

 

元和元年(1615)の元和の一国一城令により台山の城は破却され、城としての機能は北麓の藩主御殿に移され、以降はその藩主御殿などが杵築城となったそうです。

 

 

大分の旅 初日

羽田空港から大分空港へ飛び、レンタカーを借りて杵築城へやって来ました。

最初は場所がわからず、八坂川を渡ってしまい、最初の写真を撮って城へ向かいます。

 

 

北側の法務局のそばの駐車場に車を止め、台山に登ります。

時刻は14時20分過ぎ

 

北側の登り口

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公園の入り口に来ました。

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この辺りから雪(霙?)が少し強くなってきました。

大分では、今日(2/17)が初雪だそうです。

 

 

天守が見えてきました。

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天守について

天守は慶長13年(1608年)6月に落雷で焼失したが、その後、再建された。2017年(平成29年)に行われた調査では再建後の石垣が確認されている。また、文献の記録から、再建天守は3重の層塔型であったと考えられている。(Wikipediaより)

 

天守前に見取り図がありました。

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これは岬ですね。

 

天守正面に来ました。

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この模擬天守は、昭和45年(1970)に市内外の有志多数の協賛により建てられたそうです。

 

天守から見る景色。西側に拡がる城下町と八坂川

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台山から続くのは北台武家屋敷地区。奥の川沿いは南台武家屋敷地区

「九州の小京都」と呼ばれる城下町、杵築ですが、今回は時間の都合で台山の城跡だけの見学となってしまいました。次回、ゆっくり見て回りたいと思います。

 

天守から見る守江湾。右手が八坂川河口

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埋め立てが進んでいるようですが、岬の突端の要害がイメージできます。

雪交じりの風が強く、回り縁に出ていたのは一瞬でした。

 

ということで、杵築城ミッションコンプリートです。

 

時刻はもう15時、街の観光が出来ず名残惜しいですが、次の目的地に急ぎます。(コジカ)

 

※コメントは「杵築城パンフレット」を参考にさせていただきました。