2019.08.03(土)
七尾城 日本100名城スタンプラリー第四十二回
今回は、石川県七尾市古城町の七尾城です。
能登畠山氏十一代、169年の居城、壮大な「山上都市」
七尾城は能登を169年間統治した、畠山氏の居城です。天正5年(1577)に上杉謙信さんに攻められ落城、畠山氏は滅んだそうです。
その後、織田の天下となり前田利家さんが能登を治めますが、天正10年(1582)頃、「もう山城の時代ではない」と拠点を海の近くの小丸山城へ移してしまいます。
その小丸山城を中心に今の七尾市街が出来ますが、そのおかげで中世の「山上都市」は、その姿を今に残しているんだそうです。
中心部の桜馬場の石垣
石垣の上が桜馬場です。
日本100名城スタンプは「七尾城史資料館」でGETしました。
ここで模型や復元CGを見てイメージを掴みました。
真夏の富山・石川遠征2日目
「富山城」を12時過ぎに出て、ランチを省略して14時ころ「七尾城史資料館」に到着です。
車は一旦、資料館の駐車場へ
手前が今回の相棒、白いカローラ!
カローラに乗るのはすごーく久しぶりな気がします。
資料館でスタンプをゲットして予習をして、いざお城へ
ここで七尾城散策コースが二つあり
「制覇コース」:ここから徒歩で標高約300mの山頂まで徒歩で行ってくる、全行程約150分のコース
「中心部コース」:本丸駐車場まで車で上がりお城の中心部だけを見る、全行程約50分のコース
とのこと。
資料館と山頂の高低差は分かりませんが、そうとう厳しそうです。
うーん、今回は「中心部コース」でお願いします。
本丸駐車場まで車で上がり、お城の中心部を目指します。
緑が綺麗です。
「調度丸」を通り、桜の馬場へ石段を上がります。
段々はこんな感じです。
石段を上がったところ
右手に「桜馬場」。
本丸は左手へ。
この石垣の左側、本丸直下にあるのが「游佐屋敷」と呼ばれるところ。
遊佐さんは重臣の中でも一番偉かったのでしょうか。
いよいよ、本丸へ
本丸の石垣を見上げます。
復元CGでは、ここにこんな建物があったとしています。
本丸から見る絶景!
本丸の城山神社から見る本丸と、その先に七尾市街と七尾湾。
本丸の入り口を固める「本丸外桝形」の復元CG
そして「本丸外桝形」の現状(外側から)
草木が茂っていてわかりづらいですが、確かに道の両脇は、崖になっています。
桜の馬場を抜け、二の丸へ
奥が二の丸の入り口、左手の広場は「温井屋敷」
温井さんも重臣なんですね。(本丸の東側にも「長屋敷」があります)
上杉謙信さんに攻められたとき、最後は遊佐さん、温井さん、長さんら重臣同士の対立により、城は開城。
畠山氏は滅んだそうです。
二の丸の様子
二の丸でひつじさんに待っててもらい、単身三の丸へ
二の丸と三の丸の間には高さ26mにもおよぶ「大堀切」があります。
三の丸へ行くには、そこへ降りていかなければなりません。
降ります!急傾斜です。
危険です!
まだ降ります。
さらに急傾斜です!
大堀切の底に到着!
右手が急斜面を下ってきた、二の丸方面。左手が三の丸方面です。
左手の三の丸方面へ!
あと一息!
三の丸到着!
ここで終了。
七尾城、ミッションコンプリートです。
「中心部コース」では、この先「安寧時」→「樋の水」→「寺屋敷」→「調度丸」→「本丸駐車場」と続きますが、今回はここまで。
三の丸から大堀切への戻り道、ヘビが道を横切ります。
二の丸に戻ってひつじさんと駐車場へ!
「お風呂、お風呂!」(コジカ)