2021.11.28(日)
復元・水戸城大手門(2020.02.04完成)
古写真で見た大手門が木造でよみがえりました。
水戸城へ!
大手門、二の丸角櫓が木造で復元されたので、現地に確認に行きます。
東京の品川駅から特急ときわ61号に乗って茨城県の水戸へ
品川駅12:15発、水戸駅到着は13:44
日曜のお昼過ぎ、ときわ61号は空いていました。
水戸駅へ到着
北口へ出て、お城へ向かいます。
復元・水戸城二の丸角櫓及び土塀(2021.06.27完成)
水戸駅北口歩道橋からみる復元・二の丸角櫓及び土塀
駅からは建物の陰となって見えませんが、歩道橋を進み対岸まで行くと、白く輝く角櫓と土塀が見えてきます。
お城へ向かいます。
三の丸弘道館前から続く橋を渡り、二の丸入り口の大手門へ
以前は車の通る道路でしたが、復元のため車は通れなくなっています。
大手門を内側から
二の丸内部より見る大手門
続いて二の丸角櫓に向かいます。
二の丸角櫓への通路の入り口
学問の水戸藩だからか城跡には本丸に高校、二の丸にも別の高校、中学、小学校、幼稚園があり、三の丸にも別の小学校があります。二の丸角櫓へは、そんな学校の敷地の隙間の狭い「歩行者通路」を通ります。
けっこう距離があります。
二の丸角櫓到着
二重二階の「角櫓」を中心に左が「東多聞櫓」、右が「北多聞櫓」という構成です。
北多聞櫓内部
見学は北多聞櫓が出入口となっていて、入館無料です。
角櫓内部
二階は非公開です。
二の丸角櫓から歩行者通路(来た道)を見ます。
もし1945.08.02に戦災で焼失した「御三階櫓」が残っていたら、左手奥に見えるのかもしれません。
「御三階櫓」古写真
「歩行者用通路」の入り口の案内板に写真がありました。
本丸まで足を伸ばしてみます。
薬医門(現存、県指定文化財)
本丸の入り口近くに移築現存しています。高校の敷地内ですが、この門までは入って見学が可能です。
内部から見る本丸虎口
薬医門はここの門(橋詰門)ではないかと推定されているそうです。
二の丸と本丸の間の空堀(国道51号線の橋の上から)
左側が二の丸、右側が本丸、堀底を走るのはJR水郡線。奥の橋が「本城橋」でかつては土橋だったそうです。
右手前の土塁上には「本丸西南角櫓」、本城橋を挟んだ反対側に「本丸北西角櫓」がありました。こちらも是非、復元していただきたいと思います。
ライトアップされた二の丸角櫓
ライトアップされた大手門も見たかったですが、時間の関係でまた次回。
水戸城の復元・大手門、二の丸角櫓及び土塀、ミッションコンプリートです。
帰りは水戸駅17:53発ときわ84号、品川到着は19:25です。(コジカ)