2023.05.28(日)
戊辰戦争では薩摩長州の攻撃を受ける前に、奥羽越列藩同盟を離脱し恭順・無血開城したため、二本松城のような落城の悲劇を免れました。
維新後は、建物だけでなく石垣も払い下げられてしまいましたが、本丸など山城部分が公園として整備され、残っています。
三春城遠景
樹木が生茂っているので、城跡かどうかぱっと見わかりません。
続100名城スタンプは「三春町歴史民俗資料館」でGETしました。
ここで「三春城VR」を確認してから攻城しました。現地の状況を確認してVRと重ねると当時の状況がイメージできます。(現地でARできるのかも)
スタンプは本丸下段(現地標柱では二の丸)にもありました。
三春城へ
本丸下の駐車場に車を止め、本丸に向かって登ります。
途中搦手門から来るルートと合流し、本丸迄もう少し
「矢倉跡」とありますが、資料を探しましたがどんな建物か不明。
到着したここは本丸の「裏門」あたりでしょうか。
地図がありました。
「風呂屋跡」
本丸上段に上がる左手にあるこのスペースには、「風呂屋」があったそうです。
本丸上段にあがります。
現地の地図では全体が「本丸」ですが、標柱は上段が「本丸跡」、下段が「二ノ丸跡」となっています。
「本丸上段」
ここには「御座の間」「台所」「大広間」があったとあります。
「三の門跡」
本丸下段から一度下りて、正面ルートから登り直してみます。
三の門を入って折り返し、山の岩盤を右手に見ながら本丸「表門」に向けて登ります。
追手門から二の門、三の門、本丸表門と続く、正規ルートになっています。
「表門跡」
ここは本丸下段になります。表門跡は発掘調査の跡、埋め戻されています。これは門柱の礎石でしょうか。
「表門跡」から本丸下段の西側の様子。
この奥の突端に三重櫓がありました。天守はなかったので、天守の代わりだったと思われます。
「三重櫓跡」からみる城下町
振り返ってみる「本丸下段」
奥の一段高くなっている先が「本丸上段」です。
「搦手門跡」
本丸から下りて駐車場にもどる途中で、搦手口にも足を延ばしてみました。
搦手門から東側へ本丸下を回り込もうとしましたが、途中で断念。
人が通らないので草が生茂っていて、結構頑張りましたが途中で撤退します。
最後に城山の全景が見える場所を探して、写真を撮りました。(最初の写真)
で、三春城ミッションコンプリートです。(コジカ)