三春城 続日本100名城スタンプラリー第五十八回

2023.05.28(日)

今回は福島県田村郡三春町の三春城です。

 

戊辰戦争では薩摩長州の攻撃を受ける前に、奥羽越列藩同盟を離脱し恭順・無血開城したため、二本松城のような落城の悲劇を免れました。

維新後は、建物だけでなく石垣も払い下げられてしまいましたが、本丸など山城部分が公園として整備され、残っています。

 

三春城遠景

樹木が生茂っているので、城跡かどうかぱっと見わかりません。

 

続100名城スタンプは「三春町歴史民俗資料館」でGETしました。

ここで「三春城VR」を確認してから攻城しました。現地の状況を確認してVRと重ねると当時の状況がイメージできます。(現地でARできるのかも)

 

スタンプは本丸下段(現地標柱では二の丸)にもありました。

 

三春城

二本松城から三春城へ移動してきました。

本丸下の駐車場に車を止め、本丸に向かって登ります。

 

途中搦手門から来るルートと合流し、本丸迄もう少し

「矢倉跡」とありますが、資料を探しましたがどんな建物か不明。

 

別名の「舞鶴城址」の碑

到着したここは本丸の「裏門」あたりでしょうか。

 

地図がありました。

 

風呂屋跡」

本丸上段に上がる左手にあるこのスペースには、「風呂屋」があったそうです。

 

本丸上段にあがります。

現地の地図では全体が「本丸」ですが、標柱は上段が「本丸跡」、下段が「二ノ丸跡」となっています。

 

「本丸上段」

ここには「御座の間」「台所」「大広間」があったとあります。

 

「三の門跡」

本丸下段から一度下りて、正面ルートから登り直してみます。

 

三の門を入って折り返し、山の岩盤を右手に見ながら本丸「表門」に向けて登ります。

追手門から二の門、三の門、本丸表門と続く、正規ルートになっています。

 

「表門跡」

ここは本丸下段になります。表門跡は発掘調査の跡、埋め戻されています。これは門柱の礎石でしょうか。

 

「表門跡」から本丸下段の西側の様子。

この奥の突端に三重櫓がありました。天守はなかったので、天守の代わりだったと思われます。

 

「三重櫓跡」からみる城下町

 

振り返ってみる「本丸下段」

奥の一段高くなっている先が「本丸上段」です。

 

「搦手門跡」

本丸から下りて駐車場にもどる途中で、搦手口にも足を延ばしてみました。

 

搦手門から東側へ本丸下を回り込もうとしましたが、途中で断念。

人が通らないので草が生茂っていて、結構頑張りましたが途中で撤退します。

 

最後に城山の全景が見える場所を探して、写真を撮りました。(最初の写真)

で、三春城ミッションコンプリートです。(コジカ)