「K-20 怪人二十面相・伝」

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もしも 第二次世界大戦が起きなかったら・・・

この設定に先ず クラっと来てしまいました。

明治維新で処遇に困っちゃった士族、お公家さん、

それから維新や戦争に功績のあったエライ人たち

華族は こんな人たちから構成されています。

羽柴公爵、明智男爵 うーん・・・ ありそうじゃないですか!

戦後 なくなったもうひとつのもの 「軍隊」も機能してます。

警察 じゃなくて 軍隊。

これが、妙にドイツっぽくて しみじみしちゃう。

オープニングの間 日本の戦後に思いをはせてみたりして!


そして 街も 服も 小道具も心憎いまでのこだわりようですが、

アクションがこれまた すごい!

と、あ~ん 横山誠さん。。。 なるほどぉ

この方のアクションには いつもほんとにハラハラさせられます。

もうひとりのアクション監督 小池達朗氏は「ネガティブハッピーチェーンソーエッジ」

も手がけてる方、この人も またすごい!

これだけのすんごいアクションを突出させない監督の手腕もすごいし、

金城さんの ふわんとした空気と、それを支える國村隼さん。

國村さんときたら もう日本のマイケル・ケインでしょ。

それに スタッフの方たちの経歴を見てみたら、海外でも活躍している人が多いんですね。

そういえば、最近映画のエンドロールで日本人の名前を見ることがありますが

こうしてまたその力が日本映画に戻ってくるんだなぁ。。。

K-20! もう絶対的にオススメです。 金城武 かわいいしっ!

東宝さ~ん ほんとにありがとーっ! 今年も期待してまーす!(ヒツジ)