ほぼ全編日本人俳優と日本語で描かれるこの作品
暑い中、楽しい話でもなく、悲しい気持ちにさせる
映画ですが、もっと多くの劇場で公開したらいいのに・・・・
映画ですが、もっと多くの劇場で公開したらいいのに・・・・
ブラジル移民の話は聞いてはいましたが、戦後の混乱期のこんな悲劇は
勉強不足でちっとも知りませんでした。
勉強不足でちっとも知りませんでした。
異国に取り残されて、苦労して頑張ってきたのに日本人同士の抗争は悲しいばかりです。
「海と毒薬」の静かで強烈な役のイメージから、
いつの間にか随分時間が経ちましたがやはりすごいです。
いつの間にか随分時間が経ちましたがやはりすごいです。
真面目な日本人が粛清に加担していき、壊れていく様を抑えた感じで演じています。
時々アップになる彼の表情、目が怖く悲しく
「タカハシさん、そろそろ目を覚ませ」 と言いたくなります。
作品としては
真面目に生きている人が、悲劇を引き起こしてしまうという点で
監督の前作「善き人」とテーマが似ている気がします。
真面目に生きている人が、悲劇を引き起こしてしまうという点で
監督の前作「善き人」とテーマが似ている気がします。
話も淡々と進んでいきますが、抑えた緊張感が続いて眠くなったりしません。
時々、わざとピンボケ?のような変わったフォーカスの当て方の映像が、
ちょっと変わってました。
ちょっと変わってました。
夏休みにご家族でどうぞ・・・とは言いづらいですが・・・
お時間があれば是非 (コジカ)