「必死剣 鳥刺し」

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シブいですねぇ 東映さん。
待ってました! 本格時代劇!

オープニングでお城では能が披露されています。

演目は「殺生石」のクライマックス
鳥羽上皇の愛妾玉藻の前が殺害後に祟り和尚に祈り伏せられる・・・

もちろんお能ですから 拍手なんてしないのが決まりなんだけど
知ってか知らずか あるいはわざとか側室連子はすまして拍手を送ります。

シーン・・・とする 一同

気まずい空気・・・ ちょっと苦々しい顔をする侍たち

と、その様子を見た殿が お手てをパチパチパチ!

それを見た侍一同 一斉にお手て パチパチ!


もうこの最初のシーンで 「鳥刺し」がココロ鷲づかみです。

なぁるほど! 殿はよっぽど側室連子にゾッコンなのねぇ。。。
周りの人も快くは思っていないものの従わざるを得ないみたいです。

こういうしゃれた描きかたが出来る時代劇 久しぶりに観ました。

お勧めです! よっ 東映!(ヒツジ)


いったいどうやって編み出したのでしょう?

必死剣!

稽古はどうするのか、何をもって会得したとするのでしょう?

原作には書いてあるのかなぁ・・・・・・

とても真面目な時代劇で好感がもてます。

殺陣もホントっぽく、実際の斬り合いはこうなのか

と納得させられました。

劇場は、初日だったからかほぼ満員状態。

客席の年齢層は若干高めでした・・・・・

地味ですが、ヒットしそうです。(して欲しいです)


しかし、時間がかかりましたね、この悪巧み!

みなさん辛抱強いですね。  (コジカ)