なんとこの上下巻に6週間もつかまってしまいした。
最初は 「この作者、性格しつこいんじゃない?」とか
「訳者がヘタなんじゃない?」 とか かなり失礼なことを考えていたのですが
下巻に入って そして再読して、 またまた読み返して
・・・スゴイ
ミス・ローザが精神的に自分を葬った年 その運命の1866年は
ちょうど南北戦争が終わったところ。
読後に 南北戦争に敗北した南部の白人支配層のその後が立体的に浮かび上がり、
そして 人が人を理解するってなんなんだろう? と思わせる本。
なんとなぁく図書館で手に取ったのですが、こんなのに 久しぶりに出会いました。
う~んスゴイなぁ。。。