「シルク」

イメージ 1

この映画 の監督フランソワ・ジラールさん、

「壮大なスペクタクル」とか「親密な人間模様とキャラクター」とか

言ってますけど、 


お気持ち は わかりますけど・・・ごめんなさい。

「だから?」 って言っちゃいました。


キャスト、スタッフは 良かったんです。

特に日本のシーンは、坂本龍一さんの音楽と 美しい古き良き日本の風景。

ヘンにアジアっぽくない。 リアルに美しい。 それもそのはず です。

アートディレクションは 「椿三十郎」の美術担当 小川富美夫さん、

衣裳は 「たそがれ清兵衛」「武士の一分」「どろろ」「怪談」の 黒澤和子さん、

もう 今回も そのお仕事に うっとりしちゃいました。


で、何が不満なのかって言うと、やっぱり 監督と脚本 なのかなぁ。

たぶん 「オンナとは ほや~んとしたものである」 とか 思ってそう。

人間像も わからないし、 何を考えてるのかもわかんないし、 

中谷美紀さんなんか 渾身の演技ですよ~

素晴らしい感情移入なんだけど、 「ん? なにに?」

ちぃとも わかりませんでした。 

そういえば ドクターオクトパスも素晴らしかったけど行動が意味不明でした (ヒツジ)