成年後見って?

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アルツハイマーで介護度4のヒツジ実家ママはムカシはそれはシッカリ者で
家庭のお金をガッチリ管理しておりました。

が、今は自分の名前が書けません。

「自分の名前が書けるか書けないか」 この差は大きい!

自分の名前が書ければ 「本人の意思」として預金も崩せるんですが
今は銀行も厳しくて ツマ名義の口座はオットが言っても 
「支店長会議にかけましたが、定期預金は崩すことはできません」

そこで、ヒツジ父の 「ちょっとなんとかしてよ!」であります。

「銀行のお姉さんが、家庭裁判所でなんとかって言うんだよ!」

もう家庭裁判所と聞いた時点でパニックを起こすおとーちゃん。

でも、たしかに母の名義の定期預金がまるで崩せないとなると
実家の両親のこれからの生活は困るので、その「家庭裁判所でなんとか」を
調べて知ったのが「成年後見制度」です。

Q1
 成年後見制度ってどんな制度ですか?

A1
 認知症,知的障害,精神障害などの理由で判断能力の不十分な方々は,不動産や預貯金などの財産を管理したり,身のまわりの世話のために介護などのサービスや施設への入所に関する契約を結んだり,遺産分割の協議をしたりする必要があっても,自分でこれらのことをするのが難しい場合があります。また,自分に不利益な契約であってもよく判断ができずに契約を結んでしまい,悪徳商法の被害にあうおそれもあります。このような判断能力の不十分な方々を保護し,支援するのが成年後見制度です。
(法務省のHPより)

でもね。正直 申請はちとタイヘンです。
もしご両親がまだ字が書ける状態でしたら、
念のために今のうちに委任状を書いてもらうことをおすすめします。

銀行のHPに委任状フォームが載ってて必要事項を書くだけですから (ヒツジ)