「ヒューゴの不思議な発明」 HUGO

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マリー=ジョルジュ=ジャン・メリエスさん

フランスの映画製作者で、映画の創生期において様々な技術を開発した人物。
“世界初の職業映画監督”と言われている。。。

実はコレ この人に題材をとったヒューマンドラマ。

え~?? 

機械人形が夢の世界に誘うファンタジーじゃないんだ。。。

メリエスさんに関することは ほぼ本人に沿っていて
彼の作品1902年の映画『月世界旅行』をはじめとする4本は
スコセッシが再現撮影したらしいです。

映画通や 評論家が絶賛するのも納得。

映画愛にあふれた誰にもオッケー映画です。 ご家族に是非 (ヒツジ)


当初のイメージと全然違う内容でしたが、最後まで見ると

監督の映画に対する思い入れがいっぱい詰まった作品だったことが分かります。

映画というマジックを「発明」したメリエスさんにささげる作品なんですね。

メリエスさんの栄光と絶望と修復?のお話はとてもよかったです。

各シーンの描写も唸らせるものがありました。(3Dだともっと凄かったみたいですね)

でも、メリエスさんとヒューゴと機械人形の関連が、どうもしっくりこなくて・・・

機械人形が、なにかスゴイことをするのかと期待しすぎたためか、

え、これだけなの機械人形の秘密って・・・??

盗られちゃった父親のノートはどうしたんでしょう?

無くても直せたみたいだけど・・・・・

日本ではタイトルからしてミスリードだったのではないでしょうか。

一所懸命考えたんだと思うのですが、この邦題・・・・「の」が引っかかると言うか

なにが「発明」なのか?


一番気になるのは、少年は「コソ泥」だということ。

時代背景や彼の生立ちからしかたないかなぁ・・とは思いますが、

うまく逃げ切ればOKで、とくに悪びれる風でもなく・・結果いい家に

転がり込んで・・よかったね・・というのはどうなのかなぁ・・・(コジカ)