はい、「怪談」は実に掘りがいがございます!
「富本 豊志賀」
当然ながら、これ芸名です。 本名は「志賀」
富本節って江戸時代には すんごく流行ったそうなんです。
でも、今では ほとんど聞くことがありません。
常磐津の弟子が立てた分派が 豊本
豊本の弟子が立てた分派が 清元
実は 常磐津と清元 もかなり感じが似ています。
その間、っていうから
どのくらい どっちよりか 聞いてみたいなぁ・・・
でも、富本節自体は 守る人、聞く人が少なくなっていっても名曲は ちゃんと
親の常磐津が拾っていたんでしょうか。
もちろん、常磐津テイストにはなっていると思いますが。
あ、あとね~ 元深川芸者の お賤がちゃんと三味線を爪弾いてましたよね。
キリッとしたなかに婀娜っぽさがあって、やっぱり辰巳芸者はああでないといけませんやね。
え? 暴走してる?
あ、 すみません。。。
ええーっと、着物もすばらしいです。
伝統のルールをキッチリ守りつつ、現代のテイストを盛り込んであって!
デザインもすばらしいんですけど、それを実際に着物におこすスタッフもすごいと思うし
あの着付けも非の打ち所がなくて ほんとに うっとり!
普段着、晴れ着、労働着、それから年、地域、身分の違い…
これを観るだけでも 価値アリです。
怖いかって・・・?
あ、それ主題でしたっけ?
怖くありません・・・ 特に怖さを期待する方には全然!
でも 怖くないので、怖いのが苦手な人も是非~♪ (ヒツジ)