パラオ・ペリリュー島戦跡ツアー

2019.01.20 パラオペリリュー島戦跡ツアー

大東亜戦争の激戦地を訪ねて

三菱九十五式軽戦車

島に17両配備されていたそうです。
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今回の旅行の目的の一つ、ペリリュー島のツアーに参加しました。
RITC(ロックアイランドツアーカンパニー)さんのこのツアー「大人3名様より 毎日催行」なんです。
※申し込みは日本からベラウツアーさんを通して予約しました。

ツアーが成立するか不安でしたが、他に日本人のご夫婦の参加があり成立!

値段はひとり 114ドル(ネット割引)+ 州税15ドル 計129ドル

朝9時頃、高速ボートでペリリュー島を目指します。

途中、ゾウさんのような岩もありました。
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ツアーは二組で、日本人4人チームと外国人3人チーム
それぞれにガイドさんが付きます。
日本人のガイドさんは陸自出身の方で、詳しい話を熱心にしてくれました。


約1時間15分で到着!

ノースドック(北波止場)から上陸です。
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島内はこんなバスで移動します

日本の旅館か料亭で使われていたのでしょうか。
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千人洞窟内部

日本軍はたくさんの洞窟を掘って陣地とし、アメリカ軍の物量作戦に対抗したそうです。
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ペリリュー第2次世界大戦記念博物館

旧日本軍の弾薬庫だったそうです。
入口にいる犬が可愛いです。
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旧日本軍総司令部跡

爆撃で開いた大穴
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米軍最初の上陸地点オレンジビーチ

1944年9月15日のことでした。
以降、旧日本軍は2カ月頑張り、11月24日中川大佐の自決により組織的な戦闘終了となったそうです。
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天皇皇后両陛下ご休憩処

2015年4月9日 天皇皇后両陛下が慰霊訪問されました。
そのニュースで初めてこの島のことを知りました。
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この近くでお弁当「BENTO」をいただきました。

もう一つの激戦地 アンガウル島

南端のペリリュー平和記念公園よりアンガウル島を望む。
この島への一般のツアーはありません。
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三菱零式艦上戦闘機52型

アメリカ軍はフィリピンを攻撃するために、ペリリュー、アンガウルの両島の飛行場が欲しかったそうです。
しかし、どちらの島も日本軍が長期間頑張ったため、アメリカ軍の目論見は外れたそうです。
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この後、島の中心部の山に向かい「中川大佐自決の地」(のそば)を訪ねました。
そのあたりはまだ、地雷や不発弾の除去が済んでいないところがたくさんあり、決められた場所しか歩けません。

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ツアー終了です。
またボートに乗ってホテルへ!
戻ったのは16時ころでした。

ペリリュー ─楽園のゲルニカ

ツアーの最後に武田一義さんのペリリュー島のコミックの試し読み小冊子をいただきました。
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いろいろペリリュー島の本を読んで予習してきましたが、このコミックは知りませんでした。
読んでみたいと思います(コジカ)