『スポットライト 世紀のスクープ』Spotlight

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さて 第88回アカデミー賞 
作品賞と脚本賞を受賞! ジャジャジャジャ『スポットライト』!です。

カトリックの牧師さんの子供に対する性的虐待についての話なんですが、
ある日、新聞社「ボストン・グローブ」にユダヤ人の編集長が着任して
「前にやりかけてたカトリックのスキャンダルはどーした!」と檄を飛ばすんですね。

真実を伝える使命感に燃える4人のスポットライトチーム。
とある牧師の聖職者にあるまじき行動に驚きつつも
これをヒトリの犯罪としておさめちゃイカンっ、もっと背景があるはずだ
とさらに深い闇を追及していきます。

これ、ベースが実話なんだそうです。
そういえば『ダウト〜あるカトリック学校で〜』(Doubt)2008でも
カトリックの牧師さんのあるまじき行いがテーマでした。
第81回アカデミー賞では主演女優賞ノミネート メリル・ストリープ
助演男優賞ノミネート フィリップ・シーモア・ホフマン
助演女優賞ノミネート エイミー・アダムスヴィオラ・デイヴィス
というメンバー。
カトリック学校の厳粛な空気。規律と息苦しさ。
静かで力強い映画だったなあ・・・
(ちなみにこの年の受賞作は『スラムドッグ$ミリオネア』でした)

日本の不信心者から見ると「聖職者のスキャンダルったって まあ、ないこともないんじゃない?」
って気がするし、対応に苦心するカトリック教会も気の毒だなあと思うけど
ま~ そんなに問題があるんなら、妻帯可っ!ってすればいいぢゃんね。

あと、アメリカの人たちにとってはキリスト教って人生と生活の基本なんだろうなあ
と思った映画でした。
アカデミー賞作品賞 っていうのは やっぱ ふぅん って感じ (ヒツジ)