2014コジカアワード洋画編

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2014年コジカアワードです。

2014年に鑑賞した映画は126本、うち劇場鑑賞は117本でした。
劇場鑑賞117本の内訳は邦画は34本、洋画は83本
アワードは劇場鑑賞を対象としました。

邦画篇に続いて、洋画編です。
※あくまでもコジカの独断と偏見です。

さて栄えある第一位は、
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「インターステラー」INTERSTELLARです。
期待通りの重厚な作品で、文句なくコジカの第一位でした。
169分と長尺ですが、物語と圧倒的な映像にのめり込み、ちっとも長いと感じません。

劇場で2回観る機会がありましたが、1回目はIMAX、2回目は35mmフィルム版でした。
35mmフィルム版は、松竹の丸の内ピカデリーで行われた特別上映で
「昨今の作品のほとんどがデジタル撮影されている中、
ノーラン監督は撮影時にフィルムを使用することで知られており、
今回は制作時の臨場感そのままに35mmフィルムを用いた上映が実現しました。」
とのこと。
で、その違いは・・・正直コジカにはよくわかりませんでした。
あえて言えばフィルム版の方が青が強く落ち着いた感じかな。
普通の劇場の35mmフィルムとIMAXデジタルとどちらが情報量が多いのかわかりませんが「鮮明」という点ではIMAXデジタル方式に軍配が上がりそうです。

どちらが良いかは好みの問題だと思いますが、フィルムだなと実感したのはフィルムの傷やほこりが見えたこと。(封切館なのでそんなに酷くはないですが)
昔はそれが普通でした・・・。

日本にはない、IMAX70mmフィルム上映でみれたらいいのに・・・・。

続いて第二位は
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「マッド」(MUD) です。
2014年はマシュー・マコノヒーの年でした。コジカアワード1、2フィニッシュです。
マイナー公開でたまたま見つけたのですが、見逃さないで良かった!
「少年のひと夏の冒険と成長をビターに描いた青春サスペンス・ドラマ」ということで
少年達を大人の世界に引き込む謎の男がマシュー・マコノヒー
コジカ的には「ダラス・バイヤーズクラブ」よりこちらの方が好きです。


第三位は、
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フライト・ゲーム」(NON-STOP) です。
リーアム・ニーソン主演の航空機サスペンス・アクション
密室の謎解き、航空機パニック物として脚本が良くできており、
タイトル通り、ノンストップでラストまで突っ走る展開は見事でした。
話題作、超大作の狭間で扱いが小さかったのが残念です。
ユナイテッドシネマ豊洲の一番大きい10番スクリーンで見れたのはラッキーでした。
(10番でかかっていたのは一週間だけだったと思います)

第四位は
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ゴーン・ガール」(GONE GIRL)です。
この作品も149分と長尺でしたが、内容が濃く長いとは感じませんでした。
疑惑の解明と回想の前半と解決?に向けて急展開する後半と展開がうまいです。
ベン・アフレックロザムンド・パイクもそれぞれのキャラをうまく演じていました。
それにしても「結婚」は怖いですね。

第五位は、「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」(IF I STAY)
クロエ・グレース・モレッツ主演の「青春ファンタジー」。
ありがちなお話ですが、今のクロエのぴったりの良作でした。


第六位は、「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」(ODD THOMAS) です。
大人の事情とやらで、劇場では一週間の限定公開(東京地区では新宿バルト9のみ)という残念な扱いでしたが、
設定もストーリーも良くできていると思います。
普通に宣伝、公開できていたらヒットしてたかもしれないのに本当にもったいないとコジカは思います。


第七位は、「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」(PARKLAND)です。
特に新しい事実が掘り起こされた訳ではないのですが、事件にたまたま遭遇し、巻き込まれた人々の顛末を描いています。
すかっり大人になったザック・エフロン演じる若手医師もよかったし、有名な8mm映像を撮ってしまった人物をポール・ジアマッティが流石の演技で話を引っ張ります。
どこまで本当かはわかりませんが、ケネディ物にはつい惹かれてしまいます。
真相が解明される日が来るのでしょうか。

第八位に
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ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」(NEBRASKA)
ブルース・ダーンカンヌ映画祭最優秀男優賞を受賞し、アカデミー賞にもノミネートされたこの作品
(彼の代表作が「サイレント・ランニング」だったとは・・・。
また彼の娘がローラ・ダーンだったのですね)
サギっぽい100万ドルの当選金を受け取りに行くと言ってきかない老人に付き合う息子。
その旅でだんだん明らかになる老人の人生と
当選金に群がる親戚、知人たち・・・・・
予告を見たときは寝ちゃいそうなロードムービーかと思いきや、
いろいろ考えさせれるエピソードが詰まった良作でした。
いろんな意味であの町、あの人達とは暮らせないなあ・・・と思った一本でした。

第九位に 「LIFE!」
ベン・スティラーの監督・主演のファンタジー・アドベンチャー・コメディ(リメイクだそうです)
ネットではあまり評判がよくない感じですが、冒険に出る話は大好きで元気がでる一本です。
主人公がネガを追い続けた、LIFE誌最終号の表紙はよい写真でした。

それ以降、印象に残ったのは

マーベル・コミックと軽い気持ちで観に行ったら、立派なSFアドベンチャーコメディだった
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(GUARDIANS OF THE GALAXY)
いつまでカセットテープなんでしょう・・・・


1976年のF1マシンの疾走に大興奮の
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「ラッシュ/プライドと友情」(RUSH)

楽しかったけど「ショーン・オブ・ザ・デット」と同じ話なのでは?
と感じた
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「ワールズ・エンド酔っぱらいが世界を救う!」(THE WORLD'S END)

1993年撮影途中でリヴァー・フェニックスが亡くなり、お蔵入りになっていたフィルムを監督のナレーションでつないで
復活させた 「ダーク・ブラッド」(DARK BLOOD)
正直なところ、今の時代から見ると完成してもそんなに面白い作品ではないなという感想ですが、
彼の最後の姿を見れたという点で印象に残りました。

海外映画館デビューで、字幕無しということでむちゃむちゃ集中して観た
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「ロボコップ」(ROBOCOP)

ランキングには入れられませんが、初めて劇場で観れた
「レオン/完全版」(LEON)
大好きなこの作品、劇場で観れるとは東宝さんに感謝です。


最後になんといったら良いのか・・・・という作品
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「オンリー・ゴッド」(ONLY GOD FORGIVES)
「ドライヴ」のニコラス・ウィンディング・レフン監督とライアン・ゴズリングのコンビ再び!
ということで期待して観に行ったのですが・・・・・

2014年はあまり良い作品に恵まれなかったなあと思っていましたが、振り返ると結構印象に残る作品がありました。
でも映画ファンの方々がランキングに挙げているような作品はあまり見れていないですね。
劇場鑑賞は117本は、土日祝日しか劇場に行けないコジカにとっては限界かも(頻繁に休日出勤もあり・・)

今年も良い作品にたくさん逢えますように。(コジカ)