「永遠のゼロ」

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2013年の邦画第一位とさせていただいた「永遠の0」、とってもよい作品でした。

百田尚樹さんの原作を読んでから映画化にすごく期待していましたが、
その一方でつまらない作品だったらやだなと心配していました。

もともとゼロ戦にすごく興味があり、いろいろな本を読み漁っていました。

1995年(?)には茨城県竜ケ崎の飛行場で里帰り飛行を行った五十二型を観に行きました。
(五月位だと記憶していますが、あまりの日差しに日陰もなく熱射病になりそうになりました。
 待ち時間には雨傘の下に二人で隠れていました。)

その時の田んぼの上をひらりひらりと舞うように飛んでいた本物の零戦の様子が今でも目に浮かびます。

話はそれましたが、今回の映画ではゼロ戦としてのエピソードは最低限に抑え、
宮部久蔵を取り巻くドラマ、人間模様に絞って居ますがそれでも144分の長尺になっています。
でも長くて苦痛ということはありませんでした。

ちょっと現代のシーンが長いかなという気もしましたが・・・・・

空母赤城を始め、CG・特撮もよく出来ていたと思います。
欲を言えば本物を飛ばして欲しいところですがさすがにそれは無理ですね。

主演の岡田君も素晴らしくぴったりの配役だったと思います。

コジカにとって悪い年だった2013年の最後によい作品が待っていて
「終わりよければ・・・」とさせていただきました。(コジカ)


竜ヶ崎ね、行ったな~ あまりに暑くて靴下のあとが日焼けになっちゃって
しかも左右の高さが違ってて しばらく職場でからかわれました。

あのときにヒラヒラ飛んでたゼロは去年にまた日本で
ブルル・・・とエンジンだけかけたんですよね。
今 思うと貴重な体験でした。
飛んでるゼロがみられたんだから!

百田さんの原作はゼロ戦好きなダンナがジャケ買いで買ったけど
とっても感動の小説で ほんとに映画化を楽しみにしてたんです。
しかも岡田くんだったら宮部のイメージにピッタリ!
公開前に 岡田くんの夢みて にやけて目がさめちゃったしな~

映画もとても感動的に仕上がっていて よかったな・・・
と思ったら ダンナが

「でも・・・さ。 原作とちょっと違うよね」

ただ命が惜しくて 家に帰るためにだけ懸命になってる感じ?
もっと原作だと違う感じになってたと思うんだけど。。。

う~ 言われてみると確かにそうです。
原作と岡田くんの佇まいで補完して観てたけど
冷静に振り返るとダンナのいう通り!
時代に飲み込まれずに 自分の価値観に従ったあの潔さと苦悩が今一つ薄かった。
孫たちも 宮部のマイホーム主義にだけ感動してる気がしたし。。。

でも、ゼロ戦からヒラリっと降り立つ岡田くん、 
とんでもなくステキでした (ヒツジ)