「ジェーン・エア」 Jane Eyre

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ダンナ曰く 「もっと可愛く撮ってやれよ~」 なミア・ワシコウスカですが、
原作では ジェーン・エアは 可愛くないのが売りなんですよね。

十九世紀半ばに書かれたブロンテ姉妹の小説。 
思い返してみれば 女性作家ならではの「時代に虐げられたオンナの鬱屈した思い」
が小説の中で昇華してます。

だけど・・・ジェーンの勝利って そこ??
的な気がしてしまうのは、多分時代が(そして私も?)進化したからなんだろうなぁ
思春期の頃に原作を読んだときは もう大コーフンだったんだけど。

ただ、フクナガ監督の丁寧なお仕事で 時代感と土地の持つ閉塞感は
ヒシヒシと伝わって来ました。

嵐が丘」の背景も こういうとこだったんだろうな・・・
荒野で 冬はヒュル~で さむっ でイバラがいっぱいな土地です。
こんなところで高貴な身分で大邸宅でお金持ちだったりしてもな~

やっぱりジェーンには ロンドンで新しい女として生きて欲しかった!


女中頭はなんと贅沢にジュディ・デンチ大先生です (ヒツジ)