ショーンはやっぱり生まれ変わりかと・・・

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引き続き 「記憶の棘」レビューです。

死ぬ直前に 自分にとって一番大事なことが見えてくるということって
ありそうな気がします。
チラチラとちりばめられたトリッキーな罠を思い出すと
久しぶりに もう1回 観てみたいなぁという気がする映画でした

& たしかにニコール・キッドマンは綺麗なお姉さんですが、
結婚前の脇腹のあたりのちょっとしたプヨな油断とか、
ロウソクの光に下から照らされた少し老けた顔とか、
そういったことのニュアンスを汲み取りたい気持ちがします。
綺麗に撮ろうと思えば、シャネルのCMのように
「どうだ 参ったか」くらいの勢いで彼女は綺麗になれるのです。
にもかかわらず、あの姿を撮ったのは、
彼女がやるべきことをやる表現者だからだと思います。
おとなの女の心の揺れ動きを 充分にみせてくれました (ひつじ)