高崎城 日本100名城<番外篇>第六回

2022.06.19(日)

今回は群馬県高崎市の「高崎城」です。

明治まで天守(御三階櫓)が残っていましたが、現在は失われています。三の丸を囲う土塁や堀が残っていますが、本丸や二の丸などは失われています。

 

三の丸に移築現存する、本丸「乾櫓」

 

高崎へ!

日曜日のお昼、ふと思い立ち、単身高崎に行くことにします。

都内から在来線で埼玉県・大宮駅へ。そこから長野新幹線で高崎へ。

13時29分発のあさま613号、高崎到着は14時予定。

 

車内の様子

時間帯の関係かガラガラだったので自由席で正解でした。

 

JR高崎駅

歩いてお城に向かいます。

駅から乾櫓までは約900m、三の丸を囲うお堀に着きました。

 

乾櫓が見えてきました。

 

「本丸・乾櫓」(群馬県指定重要文化財

高崎城の本丸には、天守(御三階櫓)のほかに4隅に櫓があり、乾櫓はその一つ。民家に払い下げられ、納屋として使われていましたが、復元してこちらに移されています。なお、模擬石垣の上に移築されていますが、石垣の城ではなかったので土塁の上に建っていました。

 

三の丸・「東門」

この門も民家に払い下げられ表門として使用されていましたが、こちらに移築・保存されています。

 

「東門」を内側から

 

高崎城天守

本丸、二の丸など内部は整地され大きな建物が建ち、跡形もなくなっています。マップアプリで周辺を見ていたら「高崎城天守跡」というポイントを発見、行ってみます。

「高崎城天守跡」(推定)

マップアプリを辿ってくると・・・どうもこの辺りの様です。説明板や史跡標柱などはありません。

城の背面となる烏川沿いに出て見ます。

今は跡形もありませんが、左手の烏川を背面の守りとした高崎城の様子が想像できます。

天守は明治期の古写真もあり、図面なども残っていて木造復元可能と聞きます。本丸の土塁を復元して天守を建て、乾櫓を本来の位置に戻していただけると嬉しいです。

振り返ると遠くに「高崎観音

観音様からも天守が見えることでしょう。

 

で、高崎城、ミッションコンプリートです。

 

帰りは高崎発16時15分あさま622号。大宮到着は16時47分。

日曜の上りは混んでいて指定席を取って正解でした。

 

交通費は8230円

行き

乗車券:東京山手線内⇒高崎1980円

自由席特急券:大宮⇒高崎1870円

帰り

乗車券:高崎⇒東京山手線内1980円

指定席特急券:高崎⇒大宮2400円

 

お昼は省略だったので、食費は高崎駅で買って新幹線に持ち込んだスタバのアイスショートラテのみ。

 

ちょっと行ってくる!くらいのつもりでしたが思ったより遠く、ちゃんとした日帰り旅となりました。(コジカ)