2019.08.04(日)
金沢城 日本100名城スタンプラリー第四十三回
本気の復元が続く、加賀百万石前田家の城
1995年(平成7年) 金沢大学の移出の後、本気の復元が続けられています。
左から、鶴の丸土塀、橋爪門、橋爪門続櫓、五十間長屋、菱櫓、河北門
全て平成になってからの復元。
日本100名城スタンプは、石川門案内所でGETしました。
真夏の富山・石川遠征3日目(最終日)
駐車場を探すのにちょっとぐるぐるしたので、お城に着いたのは11時45分位です。
今回は時間が無いので、兼六園は省略。
重要文化財・石川門から入城します。
今はお城見学の入り口となっていますが、本来は裏門なんだそうです。
石川門の二の門
この桝形を囲む、続櫓、渡櫓の中を後で見学します。
石川門案内所でスタンプをGETして、まずは
2011年(平成22年)に復元なった「河北門」へ
左に見えるのが、「橋爪門」、「橋爪門続櫓」
「河北門渡櫓」内部
内部も公開されています。
河北門「一の門」と右にニラミ櫓台の「太鼓塀」
後方は「五十間長屋」と「菱櫓」
ニラミ櫓台の「太鼓塀」を外側から
宝暦の大火(1759年)で焼失した河北門には2層の櫓がありましたが、安永元年に再建された時は塀だけになったそうです。
今回はそれを復元したとのこと
河北門を外側から、「一の門」をくぐって「二の門」を見る。
この門は大手門から登ってきて、三の丸の正面であり、実質的な金沢城正門とのこと
写真正面の桝形土塀は「隠し石垣」だそうで、漆喰壁の裏側は石垣となっています。
大手門まで降りる時間が無いので三の丸に戻ります。
重要文化財の石川門が公開されていました。
二重櫓から中に入ります。
二重櫓内部
上の階は非公開。
渡櫓内部(どん詰まりから撮影)
石川門の見学を終えて、二の丸復元建築群へ
左から「鶴の丸土塀」、「橋爪門」、二重櫓は「橋爪門続櫓」右に「五十間長屋」
2015年(平成27年)に復元完成した、橋爪門の二の門と桝形
橋爪門は二の丸正門にあたり、城内で最も格式の高い門であり、桝形は城内最大とのこと。
城内で特に重要な「橋爪門」、「石川門」、「河北門」は「金沢城三御門」と呼ばれたそうです。この復元で三御門が揃いました。
二の丸内部から見た「橋爪門」
二の丸内部より復元建築群を見る
ここは有料となります。
工事しているのは、二の丸御殿復元に向けた調査でしょうか?
菱櫓の最上階へ上がる階段
名前の通り、平面は菱形だそうです。
菱櫓三階からながめる三の丸、石川門
五十間長屋内部(二階)
「橋爪門続櫓」から見る三の丸
手前から「橋爪門」、「鶴の丸土塀」、奥に「石川門」
右奥のガラス張りの建物は、新装なった「鶴の丸休憩館」
と、攻城はここまで。
夏の日差しがものすごく、時間もないので「本丸」も「玉泉院丸庭園」もまた今度です。
で、金沢城ミッションコンプリートです。
金沢城は江戸時代の絵図、記録がたくさん残っているそうです。
そのため、本気の復元ができるのでしょう。
現在も玉泉院丸の二階建ての「鼠多門」を復元中で、2020年中の完成を目指しているそうです。
また、難しいとしながらも二の丸御殿の整備計画も続いているようです。
さらに天守(御三階)の絵図も残っているそうなので、復元できたら良いですね。
とりあえず、「鼠多門」が完成したら今度はゆっくり見に来たいと思います。
金沢城を後にして、次は「鳥越城」に向かいます。(コジカ)