#映画レビュー

「誰よりも狙われた男」 A MOST WANTED MAN

フィリップ・シーモア・ホフマンの最後の主演作 「誰よりも狙われた男」を観てきました。 ジョン・ル・カレ作品の「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」に続く 映画化です。 カレの作品は話がリアル(?)なので、007のような派手なアクションも…

「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」

結局、後出しじゃんけんの話で・・それでいいの?という感想ですが ビル・ナイとレイチェル・マクアダムスがとてもよかったので 嫌な感じはしませんでした。 レイチェルは、タイムトラベラーの妻が得意ですね。 同時期に公開されている「誰よりも狙われた男…

「蜩ノ記」

最近、日本の時代劇が好調ですが、「蜩ノ記」もそんな一本です。 お話の核となっている「騒動」は結構、大変な話なのでは?・・・・・ なんですが、坦々(淡々)とした日常をベースに話が進んで行きます。 役所さんの存在感が落ち着いた流れにしているのでし…

「柘榴坂の仇討」

中井貴一さんと阿部ちゃんの「柘榴坂の仇討」観てきました。 原作は未読ですが・・・お話としてはツッコミ所いっぱいかな。 主人公の二人は架空の人物なのでしょう。 ヒロイン?の広末さんも頑張っていましたが、コジカ的にはイメージが しっくり来ませんで…

「るろうに剣心 伝説の最期編」

お待ちかねの後篇 「るろうに剣心 伝説の最後編」観てきました。 やはりアクションが凄いですね。 「次世代の日本アクション」という感じです。 今回は皆さん妙に「綺麗でない」ので爽やかではないのは お話が重いからでしょうか。 ただ全体の流れとして、「…

「イン・ザ・ヒーロー」

唐沢さんといえば、コジカ的には 「熱血キッド」(1991年) なのでスーツアクターって違和感なしなんです。 でも若いころは本当にアクション!だったんですね。 東映さんの映画って、いつも地味なんですがときどき不思議と心にしみるときがあります。 この「…

「喰女 - クイメ」

さて、三池監督の「喰女‐クイメ」ですが、これはホラー・・・? 後で調べると海老蔵さんの設定が、 「恋人のスター女優(柴咲さん)の推薦で大役をつかんだ売れない?役者」 だったそうですが、海老蔵さんの存在感がありすぎて、とてもそうとは思えないとこ…

「マレフィセント」(Maleficent)

はっきり言って、アンジーは恐くて苦手。 これはパスだな! って思っていたのですが、エル・ファニング出てるし もう終わっちゃいそう・・となると結局みることに。 で、なかなかタイトルが覚えられない「マレフィセント」 アンジーは苦手でも結構良い作品で…

「STAND BY ME ドラえもん」

ドラえもんは流石に観ないかな?と思っていたのですが、とっても大ヒット中だし、 上映時間も短くていい感じなので観ちゃいました。(2Dで鑑賞) 休日の昼間は流石に子供がいっぱい! でも楽しんでいるのは大人の方みたいでした。 実はドラえもんは知って…

「チョコレートドーナツ」 ANY DAY NOW

ども、ヒツジです。 ダンナが逃げちゃって出てこないんですが・・・ お~い、ダンナさーん! 「チョコレートドーナツ」 とても評判がいいので、終わる前に駆け込んできました。 映画が始まって まずビックリ。 アラン・カミングの女装姿が、すんごく蠱惑的!…

「幕末高校生」

幕末タイムスリップものは、いろいろあった気がして、 アイディアをだすのも難しいかと思いますが、やっぱり観たくなります。 今回は「勝海舟、江戸無血開城」にテーマを絞っています。 未来から来たことが、大事件!というほどでもなく。 高校幕末修学旅行…

「るろうに剣心 京都大火編」

いやいや、これは予想に違わず・・とっても楽しかった!! アクションで力が入ってちょっと肩こっちゃいました。 これならば海外の方にも、思い切り楽しんでもらえそうですね。 時代背景も幕末がらみでいろいろ惹かれるところもあり、 コミックの実写化云々…

「ゴジラ」 GODZILLA

なにがビックリって・・・・ 彼はキック・アス君だったなんて、パンフレットを見るまで分かりませんでした。 プロテイン飲んで体を鍛えたそうですが、顔つきが違いました。 で、この作品、ほんとに「ゴジラ映画」でした。 オリジナル第一作がベースと思って…

「オール・ユー・ニード・イズ・キル」 Edge of Tomorrow

トムさんの作品はいつも楽しみにしています。 さて今回は日本のライトノベルが原案ということですが・・・・・ 他人がやっているRPGを横で見続けるような内容だったらどうしよう・・・と一抹の不安も・・ で、そんな心配は無用でした、「またかよ!!」と…

「サード・パーソン」

ポール・ハギスのサード・パーソン まだまだ、シャマランさんというわけではないと・・・思うのですが・・・ 伊坂幸太郎さん張りに 一見、何のつながりもない人々がラストに向かって、絡み合い ストン!と落ちていく・・んだよね!? と思って観ていたのです…

「テルマエ・ロマエⅡ」

テルマエ・ロマエⅡ ずっと楽しみに待ってました! Ⅱが映画化されるって聞いた時から! やっと「よい風呂の日」になったから行こうと思ったら、売り切れ続出。 すごいな~ みんなやっぱり待ってたんだな~ 2年前、前作が公開されたときは 流石の東宝さんがこ…

「アナと雪の女王」

ポニョ以来の社会現象アニメ君臨! 「アナと雪の女王」 王国ものだしクラシカルにまとまると思いきや すんごく現代的な仕上がりです。 女王様も自然体なら、山男(?)もタメグチ。 トナカイも飼い主に服従してないし、イヤなヤツらだけやたら礼儀正しい。 世…

「キャプテン☆アメリカ/ウィンター・ソルジャー」

前作ではキャプテンが切なくて かわいそうだったけど 今回のキャプテンは始めっから元気です。 で、ぶっとびに元気になったら探してた過去がひょっこり出てくるんです。 やっぱり膝 抱えて うずくまってちゃイカンのだな。 予告編では「ちょっとオトナになっ…

「レイルウェイ 運命の旅路」

泰緬鉄道(たいめんてつどう)って知ってました? 鉄道で強制収容所って言ったら「シベリア鉄道」かと思ってたけど ソ連の強制収容所が捕虜死亡率10%で過酷だっていうのに 泰緬鉄道の致死率は約50%! なんだ そりゃ! 日本軍がベトナムへの物資輸送に使う…

「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」

「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」観てきました。 うーん・・・・正直、ブリティシュ・コメディ(?)は難しい。 面白んだけど、ついていくのが大変、話もぶっとびだし・・・ しかし、サイモン・ペグは多才ですね。 いたたな、アラフォーおやじ…

「白ゆき姫殺人事件」

松竹さんのスマッシュヒット「白ゆき姫殺人事件」を丸の内ピカデリーで観てきました。 で、なかなか面白かったです。 原作は未読なので、どんな落ちが待っているのか最後まで楽しめました。 確かに「地味な同僚」といっても井上真央さんではかわいすぎでした…

「それでも夜は明ける」 12years a Slave

さて、アカデミー作品賞受賞の「それでも夜は明ける」です。 この作品では、ルピタ・ニョンゴさんが助演女優賞を獲っています。 出演者は豪華で、男優賞にノミネートされた キウェテル・イジョフォーさん マイケル・ファスベンダーさん を始め ベネディクト…

「ダラス・バイヤーズ・クラブ」DALLAS BYUERS CLUB

今回のアカデミー賞も「実話にもどづく」作品が多かったのですが、 この「ダラス・バイヤース・クラブ」もそんな一本です。 最近、ノリノリのマシュー・マコノヒーが主演男優賞 ジャレット・レトが助演男優賞とW受賞となりました。 残念ながら、発表前には…

『ロボコップ』(RoboCop)

ロボコップ ここで見ました。 もう ひとつきも前に!(サボりすぎ) ここは、セブ島のシューマートというモールです 念願の外国での映画鑑賞ですが、ロボコップのパーツが取れるたびに 隣のお姉さんが「おぅ!」とか「オーマイガーッ」とか言ってくれるので楽…

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」

ひつじさん、これから観る映画のタイトルは間違えないでくださいね。 華麗じゃないし・・・ で、デカちゃんアカデミー賞は残念でした。 演技のレベルは高かったと思います。 マシューは、今のりのりですからね。強敵でした。 作品のテーマも受賞には不利でし…

「ラッシュ プライドと友情」 RUSH

旅行の話かと思いきや、映画でビックリ。 いや、私もビックリ。 大雪で成田に行けなくて 夜 家についたらダンナが 「さっ じゃ映画に行くかっ!」 って言ったんだもん。 F1はよくわかりませんが、この映画の予告を始めてみた時から コジカダーリンが「すん…

「オンリー・ゴッド」ONLY GOD FORGIVES

うーん・・・・コメントできない。 ライアン・ゴズリングとニコラス・ウィンディング・レフン監督で「ドライヴ」コンビ再び と聞いて観に行った「オンリー・ゴッド」ですが・・・・・・ 最後まで観ても、パンフレットを見てもなんだか難解で! 神の領域に行…

「カノジョは嘘を愛しすぎてる」

さて、いまさらですが、2014年最初の劇場鑑賞は「カノジョは嘘を愛しすぎてる」でした。 正月休みになったら緊張の糸が切れたのか、元日から寝込んでしまいましたが、 なんてったってファーストデイ! 夜になんとか復活し最終回に滑り込みました。 チケット…

「ゼロ・グラビティ」(Gravity)

「ゼロ・グラビティ」(GRAVITY)は素晴らしい作品でした。 この年末年始は「永遠の0グラビティ」でよい作品に恵まれました。 この作品は、できるだけ大きなスクリーンで、できれば3Dがいいです。 奮発して年末、年始と2回IMAX3Dで観てきましたが、…

「永遠のゼロ」

2013年の邦画第一位とさせていただいた「永遠の0」、とってもよい作品でした。 百田尚樹さんの原作を読んでから映画化にすごく期待していましたが、 その一方でつまらない作品だったらやだなと心配していました。 もともとゼロ戦にすごく興味があり、い…